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Kimono Item 0006

琉球びんがた

りゅうきゅうびんがた

和装関連品 染め 伝統的工芸品

和装関連品の琉球びんがたは、付属品や仕立ての違いを残したまま相談するのが安全です。分類は染めです。柄全体だけでなく、色の境目と生地裏も確認できるようにします。見落としを防ぐため、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。光沢や色味は照明で変わるため、フラッシュの有無を変えた写真だけで断定しません。製造地域は那覇市、宜野湾市、浦添市、糸満市、豊見城市、素材情報では絹・芭蕉繊維が確認できます。最初の問い合わせでは評価だけでなく、この品目を扱えるかと必要な写真を確認します。査定へ出す点数が多いときは、品目候補ごとに袋を分け、写真番号を袋にも付けます。確認できない情報は推測で補わず、写真に写っていない不明点として問い合わせ時に伝えます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

中国の型紙の技法、京友禅の手法も取り入れた沖縄で唯一の染物です。綿布、絹布、芭蕉布等に顔料、植物染料を用いて手染めします。色鮮やかな「紅型(びんがた)」と琉球藍の浸染(しんせん)による「藍型(えしがた)」とがあります。それぞれ南国独特の神秘的な魅力を持っています。

技法の記録

技法によって「型付け(型染め)」と、型紙を用いず生地に下絵を描き、糊袋の筒先で下絵の上から糊を置き、その後彩色する「筒引き(筒描き)」とに分かれます。また、色調には「紅型」と「藍型」があります。型紙は、柿渋を用いて手漉(す)き和紙を貼り合せた地紙の下にルクジュをあてがい、下絵にそって小刀で凸彫りします。染色の際、模様の部分に色挿(さ)しをし、その上に隈取りというぼかし染めが施され、立体感を表現します。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和59年5月31日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認