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Kimono Item 0015
経錦丸帯
せんめんづくしもんたてにしきまるおび
帯
染織
国指定文化財
資料に残る「経錦は、錦の一つで、数色の経糸の浮き沈みで地と文様を織り出す染織技法である」が、経錦丸帯を探す最初の手掛かりになります。資料上の分類は文化財・染織です。査定前の確認箇所は、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。全体写真に加え、表示・傷み・寸法が分かる写真を分けて用意すると、相談時の行き違いを減らせます。分類が染織のため、模様の題材、糸の組み方、裏面の三方向から照合します。別の品目と迷う場合は、産地・素材・技法のうち確認できたものだけを査定先へ伝えます。織り出しが畳みの内側にある場合は、無理なく見える範囲だけを撮影します。仕立て残布は本体と色柄が似ているかを見て、別の品のものなら混ぜずに保管します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
経錦は、錦の一つで、数色の経糸の浮き沈みで地と文様を織り出す染織技法である。数色の経糸を一組として扱いながら、地または文様に必要な経糸を表に浮かせ他を裏に沈めるため、2種類の緯糸を交互に打ち込んで織り進めていく。 本作品は、白、黄、グレーの3色の経糸で扇面文様を織り出している。各扇面の左側に黄、右側に白の縦線を集め、扇面の広がりを強調し、金糸の緯糸を扇面の輪郭に浮き上がらせて打ち込んでいる。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意国指定文化財という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認