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Kimono Item 0017

花織帯地

もめんこんじこうしにたてよこがすりかじまやーもんようはなおりおびじ

染織 国指定文化財

手元の帯と花織帯地を照合するときは、表の柄より先に裏側の表示を探します。見落としを防ぐため、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。現物の質感を見る際は、記録された素材の木綿と合うかも確かめます。国指定文化財という位置付けは産地・技法を調べる手掛かりですが、個々の現物の真贋を保証するものではありません。箱書きや包み紙に名称があっても中身と一致するとは限らないので、本体との対応を確認します。付属品を送る必要があるか確認し、求められていない資料まで手放さないようにします。花織帯地と判断しきれない場合も、確認できた特徴と一致しない点の両方を査定先へ伝えます。証紙に産地組合や機屋名があれば、文字だけでなく紙全体の形も一枚に収めます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

読谷山花織は、浮織と絣を使用したきわめて特色のある伝統的な染織技法である。琉球が読谷村長浜を拠点に展開した南方諸国との交易を通じて、14・15世紀頃に技術が伝えられ織られ始めたといわれている。 素材は本来木綿が中心で、染色には琉球藍を主体とした植物染料が主に用いられる。濃紺等に染められた平織の地に白・黄・赤・緑等の色糸で花模様が織り出される。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意国指定文化財という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認