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Kimono Item 0020

久米島紬(帯)

くめじまつむぎ

織り 伝統的工芸品

久米島紬(帯)を査定前に確認するなら、帯の形だけでなく産地や技法の裏付けが重要です。手元の品を広げ、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。緯糸や経糸の乱れを見つけても切らず、接写で位置と広がりを記録します。久米島紬の製品例に帯が含まれるため、まず形状を見て親品目との対応を確かめます。産地の手掛かりは島尻郡久米島町で、素材は絹です。価値を保証するものではありません。現物の根拠をそろえたうえで査定を受けてください。保管臭や湿気は画像に写らないため、気付いた状態を短くメモして写真に添えます。査定へ出す点数が多いときは、品目候補ごとに袋を分け、写真番号を袋にも付けます。畳んだ状態しか見られない場合は無理に広げず、見える範囲と未確認の範囲を分けて伝えます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

地色が渋いので、帯を変えれば親子2代でも3代でも着用できます。現在は夏久米島織も商品になっています。紡ぎ糸の持つしなやかな風合と植物染料と泥染めによる深いこげ茶色の色合いは、身に着ける人の体をすんなりと包み、その人の肌の色を白く写します。

技法の記録

蚕から取った絹真綿を紡いだ糸を原料とし、染色は草木、テカチ、グールー、琉球柿等で染めます。すべて手技で、手織りによるものです。手投げ杼(ひ)による手織ですので二本のふみ木を上下することによって一本一本が丁寧に合わされ、独特の絣模様が出来上がります。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認