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Kimono Item 0024

信州紬(帯)

しんしゅうつむぎ

織り 伝統的工芸品

手元の品が信州紬(帯)か考える前に、まず信州紬の製品であることを確認します。製造地域は長野市、松本市、上田市、岡谷市、飯田市、駒ヶ根市他、素材情報では絹が確認できます。見分けるときは、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。箱書きや包み紙に名称があっても中身と一致するとは限らないので、本体との対応を確認します。制作方法として記録された「信州紬は、先染めの平織物です」と、現物の裏表で確認できる作りを照らし合わせます。公式一覧への掲載は買取成立の保証ではないため、個別品の状態を示して最終確認します。証紙に産地組合や機屋名があれば、文字だけでなく紙全体の形も一枚に収めます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

主な商品は、着物用の「反物」と「帯地」の2つで、様々な色柄のものが生産されています。特に、100%山繭で作った山繭紬はここだけの特産品です。

技法の記録

信州紬は、先染めの平織物です。経糸に使用する糸は生糸または山繭糸、さなぎが2個入っている繭からたぐり出した玉糸、真綿の手紡ぎ糸(てつむぎいと)のどれかとし、緯糸には玉糸か真綿の手紡ぎ糸を使い、緯糸の打ち込みには手投げ杼(ひ)を用います。また、絣糸の染色は手括(くく)りによります。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認