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Kimono Item 0029
博多織(帯)
はかたおり
帯
織り
伝統的工芸品
福岡市、筑紫野市、大野城市他、佐賀県/唐津市他、大分県に結び付く博多織(帯)は、産地表示と現物の特徴を一緒に確かめたい品目です。産地の手掛かりは福岡市、筑紫野市、大野城市他、佐賀県/唐津市他、大分県で、素材は絹です。写真を撮る前に、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。仕付け糸が残る品でも未使用と断定せず、汚れや保管跡を別に確認します。製品形態は帯。博多織の技法説明と、手元の品の用途を混同せずに照合します。持ち運びが難しい品は、必要な撮影箇所を聞いてから出張査定の可否を相談します。落款が複数ある場合は、それぞれの位置が分かる全体像と接写を組にして残します。一枚の写真に複数点を重ねず、付属品を横に置いた個別写真で対応関係を示します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
「献上博多」に代表される平織(ひらおり)は優美華麗なあでやかさを、紋織(もんおり)は繊細緻密な織柄と見事な色合いを見せています。博多帯は締めやすく、締める時の「キュッキュッ」という絹鳴りは博多織ならではのものです。
技法の記録
糸は先染めで、手機、力織機で製織します。絵柄は予め織物設計のときに決められ、この設計に従い、経糸を綜絖(そうこう)に引き込み、次に筬(おさ)通しを行います。そして、この経糸に緯糸を組み合わせて博多織を作ります。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年6月14日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認