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Kimono Item 0033

桐生織(帯)

きりゅうおり

織り 伝統的工芸品

桐生織(帯)を見分ける起点は、桐生織は品種が多く、生産の量の少ない付加価値の高い先染めジャカード織物ですという記録です。手元の品を広げ、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。桐生織(帯)を独立させた根拠は、桐生織の製品欄に帯があるためです。別の品目と迷う場合は、産地・素材・技法のうち確認できたものだけを査定先へ伝えます。技法の説明は「生糸、絹糸を主な原料としています」。この記述と異なる点があれば、査定時の質問として残します。折り目の内側に表示があっても、無理に引き出して生地を裂かないよう注意します。落款と証紙が別々に見つかったときは、同じ作者や産地だと決めず別写真として管理します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

桐生織は品種が多く、生産の量の少ない付加価値の高い先染めジャカード織物です。いずれもセンスの良いデザインや紋様で作られています。

技法の記録

生糸、絹糸を主な原料としています。デザイン、紋紙、機拵(はたごしらえ)等の準備工程を経て、撚糸(ねんし)、染色、糸くり、緯糸管巻き(よこいとくだまき)、整経をし、織り上げられます、お召は八丁撚糸機(はっちょうねんしき)で撚(よ)りをかけた緯糸を使い、製織後シボ取りをします。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和52年10月14日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認