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Kimono Item 0034

牛首紬(帯)

うしくびつむぎ

織り 伝統的工芸品

牛首紬(帯)は、親品目の牛首紬と製品種別を分けて見ると探しやすくなります。公的な位置付けは伝統的工芸品で、指定日は昭和63年6月9日です。査定前の確認箇所は、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。伝統的工芸品(昭和63年6月9日)という位置付けは産地・技法を調べる手掛かりですが、個々の現物の真贋を保証するものではありません。処分を急ぐ前に、品目名と確認箇所をメモしておけば、複数点を取り違えずに相談できます。汚れを落とそうとして生地を傷めるより、現状のまま状態を伝え、手入れの要否を査定先に確認します。織り出しが畳みの内側にある場合は、無理なく見える範囲だけを撮影します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

2匹の蚕が共同で作る玉繭(たままゆ)から作られる、太くて節のある玉糸を使って織り上げるのが特徴です。玉糸特有の節と独特の光沢は、白生地のままよりも、染め上げることで、野趣に富んだ優雅さと、素朴な民芸調の味わいが表れます。

技法の記録

玉繭の選別から始まり製糸、撚糸、精練、染色、製織等大きく分けて14の工程の多くを手仕事による一貫作業で行い、その工程には伝統の技が生かされています。特に糸作りは製品の良し悪しを決定する重要な工程です。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和63年6月9日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認