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Kimono Item 0040
知花花織(帯)
ちばなはなおり
帯
織り
伝統的工芸品
知花花織の中でも、帯として確認したいのが知花花織(帯)です。写真を撮る前に、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。取扱対象でも状態によって結果は変わるため、傷みを含む現状の写真で確認を依頼します。公的情報では伝統的工芸品(平成24年7月25日)に当たりますが、指定の有無と手元の品の状態は分けて判断します。たとう紙の名称は参考にとどめ、入れ替わりがないか本体の表示と照合します。知花花織(帯)を独立させた根拠は、知花花織の製品欄に帯があるためです。手元の知花花織(帯)は評価から逆算せず、名称の根拠、状態、寸法の順に情報をそろえます。反物端を切ったり裏地をほどいたりせず、現状で見える手掛かりから確認を始めます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
模様を出した際に、布の裏の経糸が浮いているのが特徴です。
技法の記録
技法的には二種類あり、花綜絖を使用する綜絖花技法と、花綜絖を使用せずに紋糸を手ですくい取る手花技法があります。①綜絖花(ソーコーバナ)技法は、花糸(紋糸)が経糸方向に浮く二重織の織物で、紋の柄出しは、図案に従って花綜絖枠を順次手で持ち上げてフックに掛けながら製織します。布面の表情では、布表の柄模様が経糸方向に浮いており、布裏は組織されていない紋糸が遊び糸として経糸方向に長く走っています。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(平成24年7月25日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認