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Kimono Item 0042
置賜紬(帯)
おいたまつむぎ
帯
織り
伝統的工芸品
手元の品が置賜紬(帯)か考える前に、まず置賜紬の製品であることを確認します。親品目は置賜紬、公式に挙げられる製品は帯です。見落としを防ぐため、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。古さだけでは取扱可否を判断できません。名称の根拠と現在の状態を分けて確認します。公的情報では伝統的工芸品(昭和51年2月26日)に当たりますが、指定の有無と手元の品の状態は分けて判断します。説明と一致しない箇所も判断材料になるため、省かずに写真とメモへ残してください。反物端を切ったり裏地をほどいたりせず、現状で見える手掛かりから確認を始めます。手元の置賜紬(帯)は評価から逆算せず、名称の根拠、状態、寸法の順に情報をそろえます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
置賜紬は、この地区で生産されている織物すべての呼び名です。その種類は米琉板締小絣、白鷹板締小絣、緯総絣、併用絣、草木染紬、紅花紬の6品種ありますが、いずれも糸を先に染めてから織る先染めの平織(ひらおり)です。
技法の記録
山形県米沢市、長井市、白鷹町の3地区で伝統的織物を生産していますが、それぞれの地域で製造方法が異なります。地域別の伝統的工芸品は次の通りです。 草木染は米沢市、緯総絣・併用絣は長井市、米琉板締小絣・白鷹板締小絣は白鷹町で生産されています。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年2月26日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認