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Kimono Item 0045
読谷山花織(帯)
ゆんたんざはなうい
帯
織り
伝統的工芸品
読谷山花織(帯)を見分ける起点は、可憐で細やかな花模様を色糸で浮かせ、これに絣の風合いをあしらった南国情緒あふれる織物ですという記録です。親品目は読谷山花織、公式に挙げられる製品は帯です。査定前の確認箇所は、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。証紙の破れや退色も情報の一部なので、補修せず読める範囲を撮影します。織物かどうかを確かめられるよう、表面だけでなく裏面と反物端も観察対象にします。確認箇所を撮り終えたら、名称の候補と不明点を一緒にして査定先へ渡してください。購入時の領収書があれば日付と品名を確認し、本体と一致しない記載はそのまま伝えます。畳んだ状態しか見られない場合は無理に広げず、見える範囲と未確認の範囲を分けて伝えます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
可憐で細やかな花模様を色糸で浮かせ、これに絣の風合いをあしらった南国情緒あふれる織物です。模様には、綜絖花(そうこうはな)、手花(てばな)、絣等があり、反物では綜絖花と絣、帯地と手巾(ていさじ)では綜絖花と手花と絣というように、製品によって組み合わせが変わります。
技法の記録
緯糸の打ち込みには手投げ杼(ひ)を使い、紋織は花綜絖または縫取り杼を用います。絣糸は手括(くく)りで染料には琉球藍、シャリンバイ、フクギ、サルトリイバラ、シブキ等の植物染料を使って染色します。機仕かけをした地経糸と経絣糸に花綜絖をかけ、高機(たかはた)で製織します。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年6月2日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認