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Kimono Item 0046
近江上布(帯)
おうみじょうふ
帯
織り
伝統的工芸品
手元の帯と近江上布(帯)を照合するときは、表の柄より先に裏側の表示を探します。現物では、帯裏、たれ先、織り出し、証紙、仕立て残布、落款や機屋名を確認します。産地や作者の断定を求める場合は、一般品の査定と鑑定の違いも先に確認してください。伝統的工芸品(昭和52年3月30日)という位置付けは産地・技法を調べる手掛かりですが、個々の現物の真贋を保証するものではありません。状態確認は無理に洗ったりほどいたりせず、におい・カビ・寸法を記録してから査定へ回します。公的な位置付けは伝統的工芸品で、指定日は昭和52年3月30日です。スマートフォンの自動補正で色が変わる場合があるため、自然光に近い全体写真も残します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
近江上布は、「緯糸絣」と「経緯併用絣」があります。緯糸絣は主に緯糸を羽根巻にして「型紙捺染(かたがみなっせん)」を行います。また、経緯併用絣は両糸に「櫛押捺染(くしおしなっせん)」をし、経糸と緯糸の絣を合わせながら織るので最高級品となります。麻は、水気を良く吸うので、身に付けると涼しく爽やかな着心地です。
技法の記録
紡績で極細く紡(つむ)がれた糸に絣染めを施します。主な技法に「櫛押捺染」と「型紙捺染」があります。織り上がった反物に「シボ付け」という近江独特のちぢみ加工をし、丁寧に仕上げます。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和52年3月30日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認