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Kimono Item 0050

久米島紬

くめじまつむぎ

産地品・染織技法 織り 伝統的工芸品

久米島紬を産地からたどると、公式情報では島尻郡久米島町が確認できます。手元の品を広げ、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。技法欄の「蚕から取った絹真綿を紡いだ糸を原料とし、染色は草木、テカチ、グールー、琉球柿等で染めます」も、糸や柄の作りを確かめる際の比較材料になります。取扱条件を断定する情報ではありませんが、何を伝えて査定を頼むかはここまでで整理できます。出典で確認できる特徴として、地色が渋いので、帯を変えれば親子2代でも3代でも着用できますと記録されています。全体写真に加え、表示・傷み・寸法が分かる写真を分けて用意すると、相談時の行き違いを減らせます。仕立て残布は本体と色柄が似ているかを見て、別の品のものなら混ぜずに保管します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

地色が渋いので、帯を変えれば親子2代でも3代でも着用できます。現在は夏久米島織も商品になっています。紡ぎ糸の持つしなやかな風合と植物染料と泥染めによる深いこげ茶色の色合いは、身に着ける人の体をすんなりと包み、その人の肌の色を白く写します。

技法の記録

蚕から取った絹真綿を紡いだ糸を原料とし、染色は草木、テカチ、グールー、琉球柿等で染めます。すべて手技で、手織りによるものです。手投げ杼(ひ)による手織ですので二本のふみ木を上下することによって一本一本が丁寧に合わされ、独特の絣模様が出来上がります。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認