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Kimono Item 0051
京友禅
きょうゆうぜん
産地品・染織技法
染め
伝統的工芸品
技法としての京友禅を探すときは、模様だけでなく糸や染めの状態も手掛かりになります。染色品の照合では、図柄の題材より先に染めの状態と落款の有無を記録します。公的な位置付けは伝統的工芸品で、指定日は昭和51年6月2日です。家族から受け継いだ状態のまま、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。持ち運びが難しい品は、必要な撮影箇所を聞いてから出張査定の可否を相談します。虫食いやほつれは隠さず位置が分かる写真を残すと、査定前の説明が具体的になります。反物なら巻き始めと巻き終わり、仕立て品なら衿や裾も分けて撮ると確認範囲が伝わります。証紙の文字は判読できる距離、傷みは全体のどの位置か分かる距離で、それぞれ撮り分けます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
花鳥山水等を写した京友禅は、日本の着物の代名詞になっているといっても言い過ぎではないでしょう。多くの色を使いながらも、気高く奥ゆかしい京友禅の色柄には、京都千年の歴史が育んだ、美しい感覚が息づいています。
技法の記録
京友禅は、正絹(しょうけん)に手描き染めまたは型染めをしたもので、工程は多いものでは14工程もあり、これは専業分業化されて作られます。京友禅の型紙は、図柄も豊富で多彩です。なお、京友禅の技法は型友禅と手描友禅に大きく分かれます。細かく分類していくと、日本や外国から来た技術が伝えられていることがわかります。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年6月2日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認