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Kimono Item 0052
京鹿の子絞
きょうかのこしぼり
産地品・染織技法
染め
伝統的工芸品
産地名や技法名を持つ京鹿の子絞は、呼び名だけでなく制作上の特徴から確認します。素材や仕立てが違えば取扱いも変わります。自己判断で処分する前に、分かる範囲を写真に残します。査定前の確認箇所は、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。技法欄の「布地に下絵を描き入れ、1人1種類の括り技法を持つ技術者が、絞り括りを行い、次に多色染色のため桶絞(おけしぼり)、帽子絞の染め分け防染を行い、染料に浸して染色をし、そ…」も、糸や柄の作りを確かめる際の比較材料になります。確認箇所を撮り終えたら、名称の候補と不明点を一緒にして査定先へ渡してください。公的な位置付けは伝統的工芸品で、指定日は昭和51年2月26日です。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
絞り染めの中でも鹿の子と言われる疋田絞(ひったしぼり)、一目絞(ひとめしぼり)の、その括り粒の精緻さや、括りによる独特の立体感の表現は、他に類のないものです。この他、それぞれの括り技法の持つ表現力を組み合わせて、模様が表現されています。
技法の記録
布地に下絵を描き入れ、1人1種類の括り技法を持つ技術者が、絞り括りを行い、次に多色染色のため桶絞(おけしぼり)、帽子絞の染め分け防染を行い、染料に浸して染色をし、その後、乾燥させて糸をほどき、湯のし幅出しをして完成します。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年2月26日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認