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Kimono Item 0059

十日町絣

とおかまちがすり

産地品・染織技法 織り 伝統的工芸品

十日町市、中魚沼郡津南町に結び付く十日町絣は、産地表示と現物の特徴を一緒に確かめたい品目です。産地の手掛かりは十日町市、中魚沼郡津南町で、素材は絹・木綿です。見落としを防ぐため、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。証紙が見つからない場合も、落款や織り出しを撮影しておけば、名称を絞る材料になります。技法の説明は「予め整経された経・緯絣糸を張り台にかけて、図案によって作られた経緯絣定規に合わせながら、指定された配色に従って、交互に動かしながら摺込捺染(すりこみなっせん)します…」。この記述と異なる点があれば、査定時の質問として残します。付属品を送る必要があるか確認し、求められていない資料まで手放さないようにします。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

十日町絣は、伝統的な美しさと現代の感覚を融和させて作る民芸調の絣織物です。絹独特の艶と生地の風合いの良さ等、その深い味わいを愛する人たちは多く、気軽な外出着や家庭でのおしゃれ着として、日常生活の中で広く着用されています。

技法の記録

予め整経された経・緯絣糸を張り台にかけて、図案によって作られた経緯絣定規に合わせながら、指定された配色に従って、交互に動かしながら摺込捺染(すりこみなっせん)します。ついで、摺込捺染した所を綿糸または平ゴムで固くくびり、浸染(しんせん)により地色を染色します。次に製織のための準備工程を経た後、手作業により経緯の絣を合わせながら織り上げます。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和57年11月1日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認