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Kimono Item 0069

宮古上布

みやこじょうふ

産地品・染織技法 織り 伝統的工芸品

宮古上布で重要なのは、技法名と現物の作りが一致しているかどうかです。付属資料と本体を並べ、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。名称照合では、「麻織物ですが、糸は細く、絣模様は精緻で、織り上げた布はロウを引いたように滑らかです」という説明を外観と比べます。付属品を送る必要があるか確認し、求められていない資料まで手放さないようにします。織りの品として、模様の印象だけでなく糸の組み方が分かる表裏の写真を残します。状態確認は無理に洗ったりほどいたりせず、におい・カビ・寸法を記録してから査定へ回します。色名は主観で決めず、白い紙を隣に置いた写真で実物との差を説明しやすくします。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

麻織物ですが、糸は細く、絣模様は精緻で、織り上げた布はロウを引いたように滑らかです。通気性に富み、三代物と言われるほど丈夫で長持ちします。・宮古上布は、一六三七年に人頭税として上納布に定められて以来、きわめて精巧な織物であることが要求され、その技術伝統が今日に至るまで継承されて宮古上布を性格づけているとみることができる。宮古上布は苧麻繊維を糸とする織物で、越後上布・小千谷縮【おじやちぢみ】(昭和三十年指定)と並んで古来上布の代表的存在であり、高度の技術伝承をしている苧麻布は、この二者が現存しているのみである。

技法の記録

苧麻(ちょま)という種類の麻をとり、表皮から繊維を取り出し、糸を紡(つむ)ぎ、糸車で撚(よ)りをかけます。図案を作成し絣締を行います。琉球藍で染め、2~3カ月かけて織り上げ、砧打ち(きぬたうち)し、艶出しをして仕上げます。・宮古上布は、一六三七年に人頭税として上納布に定められて以来、きわめて精巧な織物であることが要求され、その技術伝統が今日に至るまで継承されて宮古上布を性格づけているとみることができる。宮古上布は苧麻繊維を糸とする織物で、越後上布・小千谷縮【おじやちぢみ】(昭和三十年指定)と並んで古来上布の代表的存在であり、高度の技術伝承をしている苧麻布は、この二者が現存しているのみである。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認