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Kimono Item 0075

有職織物

産地品・染織技法 染織 重要無形文化財

有職織物の見分けでは、染めか織りかを確かめ、次に産地表示を探します。査定前の確認箇所は、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。証紙が見つからない場合も、落款や織り出しを撮影しておけば、名称を絞る材料になります。染織品として、色柄だけに寄らず、糸使いと裏面の状態も一緒に記録します。見分けに使える具体的な説明は「有職織物の技術は、奈良時代に唐より伝わり、平安時代以降和様化したものである」です。写真査定の回答は仮判断になり得るため、現物確認後に条件が変わるかも確認します。スマートフォンの自動補正で色が変わる場合があるため、自然光に近い全体写真も残します。有職織物の候補には番号を付け、証紙や箱がどの品に伴っていたかを崩さずに保管します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

有職織物の技術は、奈良時代に唐より伝わり、平安時代以降和様化したものである。 それは、主として宮廷を中心とした公卿階級の間に用いられた錦、綾、浮織物、二陪【ふたえ】織物、紗等を含む技術である。抑えられた色数、織物の特色を示して繰り返される単位文様は、品格の高い、清潔な美を作り出す。この技術は、幾多の曲折を経ながら、宮廷の儀式用服飾・神宮式服・神宝等により伝えられ、今日に至っている。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意重要無形文化財(19990621)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認