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Kimono Item 0079

東京手描友禅

とうきょうてがきゆうぜん

産地品・染織技法 染め 伝統的工芸品

東京手描友禅で重要なのは、技法名と現物の作りが一致しているかどうかです。状態確認は無理に洗ったりほどいたりせず、におい・カビ・寸法を記録してから査定へ回します。写真を撮る前に、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。公的情報では伝統的工芸品(昭和55年3月3日)に当たりますが、指定の有無と手元の品の状態は分けて判断します。最終的な取扱可否は、この確認結果を添えて専門の査定先へ尋ねてください。名称照合では、「江戸は当時から現代まで、大消費地として洗練されたファッションが求められてきました」という説明を外観と比べます。保管臭や湿気は画像に写らないため、気付いた状態を短くメモして写真に添えます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

江戸は当時から現代まで、大消費地として洗練されたファッションが求められてきました。東京手描友禅は、そうした土地柄を背景に色数をおさえた粋なデザインを特色とし、地味な感じの中にも明るい色調と新しさのあるデザインを特徴としています。

技法の記録

東京手描友禅には、大別して糸目友禅、蝋纈染(ろうけちぞめ)、無線描(むせんがき)の3通りの技法があります。いずれも防染技法による染色です。現在は、染上がりに、白い糸のような線が鮮やかに浮き上がる糸目友禅が主流です。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和55年3月3日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認