本ページには広告(PR)を含みます
Kimono Item 0083
牛首紬
うしくびつむぎ
産地品・染織技法
織り
伝統的工芸品
産地情報で白山市と示される牛首紬。名称だけでなく、作りと付属資料まで照合します。産地を示す資料では白山市が挙げられています。査定前の確認箇所は、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。たとう紙の名称は参考にとどめ、入れ替わりがないか本体の表示と照合します。技法欄の「玉繭の選別から始まり製糸、撚糸、精練、染色、製織等大きく分けて14の工程の多くを手仕事による一貫作業で行い、その工程には伝統の技が生かされています」も、糸や柄の作りを確かめる際の比較材料になります。取扱対象でも状態によって結果は変わるため、傷みを含む現状の写真で確認を依頼します。質感や重さは写真だけで伝わりにくいため、自己評価で断定せず現物確認が必要な点として残します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
2匹の蚕が共同で作る玉繭(たままゆ)から作られる、太くて節のある玉糸を使って織り上げるのが特徴です。玉糸特有の節と独特の光沢は、白生地のままよりも、染め上げることで、野趣に富んだ優雅さと、素朴な民芸調の味わいが表れます。
技法の記録
玉繭の選別から始まり製糸、撚糸、精練、染色、製織等大きく分けて14の工程の多くを手仕事による一貫作業で行い、その工程には伝統の技が生かされています。特に糸作りは製品の良し悪しを決定する重要な工程です。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和63年6月9日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認