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Kimono Item 0085

琉球絣

りゅうきゅうかすり

産地品・染織技法 織り 伝統的工芸品

琉球絣で重要なのは、技法名と現物の作りが一致しているかどうかです。見落としを防ぐため、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。織りの品として、模様の印象だけでなく糸の組み方が分かる表裏の写真を残します。処分を急ぐ前に、品目名と確認箇所をメモしておけば、複数点を取り違えずに相談できます。産地の手掛かりは那覇市、島尻郡八重瀬町、島尻郡南風原町で、素材は絹です。素材や仕立てが違えば取扱いも変わります。自己判断で処分する前に、分かる範囲を写真に残します。畳んだ状態しか見られない場合は無理に広げず、見える範囲と未確認の範囲を分けて伝えます。落款が複数ある場合は、それぞれの位置が分かる全体像と接写を組にして残します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

沖縄の自然や動植物の名前を取り入れた図柄が多く、今でも方言名で呼ばれています。主として絹糸を使用し、染料は草木染の他、化学染料等が使われています。反物を中心に織られており、夏物の壁上布(かべじょうふ)も生産されています。

技法の記録

経糸、緯糸、それぞれ決められた図柄によって手括(くく)りで仕上げられ、これを染色し、その後括られた部分をほどいて絣模様を作り出し、木製の高機(たかはた)に乗せて、手投げ杼(ひ)によって織り上げています。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和58年4月27日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認