本ページには広告(PR)を含みます

Kimono Item 0088

筒描阿波藍染

つつがきあわあいぞめ

産地品・染織技法 染織 国指定文化財

筒描阿波藍染を見分ける起点は、筒描は江戸時代中期より発達した米粉の糊防染によるわが国固有の染色技法であるという記録です。公的情報では国指定文化財(20170127)に当たりますが、指定の有無と手元の品の状態は分けて判断します。素材の手掛かりとして木綿が確認できます。見分けるときは、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。査定を比べる際は、同じ付属品と同じ状態情報を各社に示し、条件差を確認してください。防虫剤の種類を変える前に、現在の保管状況と変色の有無を記録しておきます。反物なら巻き始めと巻き終わり、仕立て品なら衿や裾も分けて撮ると確認範囲が伝わります。においや手触りなど画像化できない情報は、強弱を断定せず気付いた事実だけを書きます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

筒描は江戸時代中期より発達した米粉の糊防染によるわが国固有の染色技法である。江戸時代、木綿栽培が全国的に広がりを見せるとともに、その染料となる藍の栽培も盛んとなり、徳島の藍は全国に名を馳せるようになった。筒描は木綿と藍とともに発展の道を辿り、全国津々浦々の紺屋で、庶民の暮らしを彩る華やかな晴れの文様が染められた。筒描は注文による一品製作で、婚礼等の庶民の晴れの場を飾ってきた。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意国指定文化財(20170127)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認