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Kimono Item 0090

紬織

つむぎおり

産地品・染織技法 染織 重要無形文化財

紬織で重要なのは、技法名と現物の作りが一致しているかどうかです。手元の品を広げ、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。分類が染織のため、模様の題材、糸の組み方、裏面の三方向から照合します。査定結果ではなく、手元の品を説明できる状態にすることが、この行の目的です。素材の手掛かりとして絹が確認できます。家紋や落款は図柄だけで作者を決めず、位置と大きさも分かる写真に残します。紬織の候補には番号を付け、証紙や箱がどの品に伴っていたかを崩さずに保管します。においや手触りなど画像化できない情報は、強弱を断定せず気付いた事実だけを書きます。確認できない情報は推測で補わず、写真に写っていない不明点として問い合わせ時に伝えます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

紬は、本来、屑繭【くずまゆ】から作られた真綿【まわた】を手紡【てつむ】ぎにした糸で織られる丈夫な織物であり、糸づくり、糸染め、柄行【がらゆき】ともに素朴で、手のぬくもりを感じさせる地風【じふう】などはその特色の一つといえる。もともと全国の農家で自家用衣料として手機で織られたものだが、一般庶民にも広く着用されており、その産地は、主としてわが国の養蚕地帯を基盤に形成されている。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意重要無形文化財(19900425)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認