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Kimono Item 0096
読谷山花織
ゆんたんざはなうい
産地品・染織技法
織り
伝統的工芸品
資料に残る「可憐で細やかな花模様を色糸で浮かせ、これに絣の風合いをあしらった南国情緒あふれる織物です」が、読谷山花織を探す最初の手掛かりになります。帯や着物を重ねたまま撮ると表示が対応しなくなるため、一点ずつ全体と細部を記録します。見分けるときは、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。伝統的工芸品(昭和51年6月2日)という位置付けは産地・技法を調べる手掛かりですが、個々の現物の真贋を保証するものではありません。問い合わせ履歴には品目候補と回答条件を残し、別の品との回答を混同しないようにします。産地を示す資料では中頭郡読谷村が挙げられています。証紙に産地組合や機屋名があれば、文字だけでなく紙全体の形も一枚に収めます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
可憐で細やかな花模様を色糸で浮かせ、これに絣の風合いをあしらった南国情緒あふれる織物です。模様には、綜絖花(そうこうはな)、手花(てばな)、絣等があり、反物では綜絖花と絣、帯地と手巾(ていさじ)では綜絖花と手花と絣というように、製品によって組み合わせが変わります。
技法の記録
緯糸の打ち込みには手投げ杼(ひ)を使い、紋織は花綜絖または縫取り杼を用います。絣糸は手括(くく)りで染料には琉球藍、シャリンバイ、フクギ、サルトリイバラ、シブキ等の植物染料を使って染色します。機仕かけをした地経糸と経絣糸に花綜絖をかけ、高機(たかはた)で製織します。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年6月2日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認