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Kimono Item 0112

多摩織(風通織)

たまおり

産地品・染織技法 織り 伝統的工芸品

手元の品が多摩織(風通織)か考える前に、まず多摩織の製品であることを確認します。公的情報では伝統的工芸品(昭和55年3月3日)に当たりますが、指定の有無と手元の品の状態は分けて判断します。多摩織(風通織)を独立させた根拠は、多摩織の製品欄に着物地、羽織、コート、袴があるためです。現物確認では、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。相談時は確認できた事実と家族から聞いた由来を分けて伝えると、判断材料が明確になります。古さだけでは取扱可否を判断できません。名称の根拠と現在の状態を分けて確認します。織り出しが畳みの内側にある場合は、無理なく見える範囲だけを撮影します。反物なら巻き始めと巻き終わり、仕立て品なら衿や裾も分けて撮ると確認範囲が伝わります。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

多摩織にはお召織(めしおり)、紬織、風通織(ふうつうおり)、変り綴(かわりつづれ)、綟り織(もじりおり)の品種があります。伝統的に渋い実用的な作品が多く作られてきましたが、最近では、洗練されたデザイン、新しい感覚、優れた技術をとり入れつつ、伝統的な手作業により特色のある優れた製品を産み続けています。

技法の記録

風通織

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和55年3月3日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認