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Kimono Item 0113

弓浜絣(座布団)

ゆみはまがすり

産地品・染織技法 織り 伝統的工芸品

公式の主な製品欄を根拠に、弓浜絣から弓浜絣(座布団)を切り分けています。品物の内側まで見て、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。名称照合では、「農民の自分たち用の衣料として始まったものだけあって、素朴でざっくりした風合いを持っています」という説明を外観と比べます。織物かどうかを確かめられるよう、表面だけでなく裏面と反物端も観察対象にします。帯締めや帯揚げなど別品を外し、本体だけの状態が分かるようにして確認します。証紙がなくても直ちに処分せず、確認できた特徴を伝えて専門家の判断を受けるのが次の手順です。落款が複数ある場合は、それぞれの位置が分かる全体像と接写を組にして残します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

農民の自分たち用の衣料として始まったものだけあって、素朴でざっくりした風合いを持っています。絵絣の技法を生かし「縁起物」また「厄除け」「吉祥」と、生活に関連を持つ柄が、繊細かつ大胆に表現されています。

技法の記録

原糸の不純物を取り除き、その糸を80本くらいに引き揃え、柄になる部分を括(くく)り染色します。染色後、乾燥させて括り糸を取ると、括っていた部分だけが染まることなく白くなっています。80本の糸を1本ずつ分けて、白い部分を合わせながら織ると、柄を作ることができます。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年9月4日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認