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Kimono Item 0114

有松・鳴海絞(くも絞)

ありまつ・なるみしぼり

産地品・染織技法 染め 伝統的工芸品

有松・鳴海絞(くも絞)で重要なのは、技法名と現物の作りが一致しているかどうかです。現物では、証紙、産地表示、反物端、織り出し、落款、仕立て残布を確認します。親品目は有松・鳴海絞、公式に挙げられる製品は着物地、羽織、浴衣(ゆかた)です。処分を急ぐ前に、品目名と確認箇所をメモしておけば、複数点を取り違えずに相談できます。公的情報では伝統的工芸品(昭和50年9月4日)に当たりますが、指定の有無と手元の品の状態は分けて判断します。同じ呼び名でも素材や制作方法が異なることがあります。見た目だけの断定は避けます。反物なら巻き始めと巻き終わり、仕立て品なら衿や裾も分けて撮ると確認範囲が伝わります。においや手触りなど画像化できない情報は、強弱を断定せず気付いた事実だけを書きます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

木綿絞の代表産地で、絞の技法は100種にも及び、多彩な文様が表現されています。最も代表的な絞技法には縫絞(ぬいしぼり)、くも絞、三浦絞、鹿の子絞、雪花絞(せっかしぼり)等があります。藍染めの絞には、絞りのときに出来る濃淡に、独自の風合いがあります。

技法の記録

くも絞

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年9月4日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認