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Kimono Item 0129

京小紋

きょうこもん

着物・反物 染め 伝統的工芸品

京小紋らしさを判断するには、名称、素材、仕立ての三つを分けて見ます。品物の内側まで見て、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。現物と付属資料の対応を保ったまま相談すれば、品目違いによる見積りの行き違いを減らせます。染色品の照合では、図柄の題材より先に染めの状態と落款の有無を記録します。同じ呼び名でも素材や制作方法が異なることがあります。見た目だけの断定は避けます。出典で確認できる特徴として、小紋は、武士の裃(かみしも)にあるような小さな文様を、一色で型染したものですと記録されています。帯はたれ先と手先を混同しやすいため、全長が分かる写真と端部の接写を対応させます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

小紋は、武士の裃(かみしも)にあるような小さな文様を、一色で型染したものです。現代では、昔ながらの文字通り小さな文様で型染された小紋はもちろん、洋花等を思いきり大胆に図案化したものまで色々なものがあります。

技法の記録

精錬した白生地を、下湯のし後、とろ糊を一面に塗った友禅板に貼り付け、型紙の上から駒ベラで防染糊または色糊を付け、生地に模様を写します。そこにさらに地色を染めるための、地染または引染めを行い、蒸して、水洗いします。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年6月2日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認