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Kimono Item 0142
縫箔訪問着
着物・反物
染織
国指定文化財
刺繍は、生地に針で糸を繍い取りして文様を表現する技法で、その特色は絵画的な文様を立体的かつ自由に表現できる点にある。この特徴から確認したい品目が縫箔訪問着です。染めと織りの情報を切り分けるため、全体像に加えて生地の接写を用意します。査定前の確認箇所は、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。資料上の分類は文化財・染織です。対面査定では確認したい特徴をメモで示し、名称判断の根拠を尋ねてください。素材や仕立てが違えば取扱いも変わります。自己判断で処分する前に、分かる範囲を写真に残します。質感や重さは写真だけで伝わりにくいため、自己評価で断定せず現物確認が必要な点として残します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
刺繍は、生地に針で糸を繍い取りして文様を表現する技法で、その特色は絵画的な文様を立体的かつ自由に表現できる点にある。 本作品の意匠は、点、線、面の三つの要素で構成されている。90度、30度、60度の直角三角形大小を全面に配し、その色彩とグラデーションによって四季を表現したという。肩から裾へ60度の角度で金色の流れを表現し、流れに向かって左側は春と夏、右半分は秋と冬という。 三角形は、相良縫によるさまざまな色彩の点の集合体である。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意国指定文化財という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認