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Kimono Item 0147
久米島紬(着物地)
くめじまつむぎ
着物・反物
織り
伝統的工芸品
着物・反物に当たる久米島紬(着物地)は、広げた外観だけで産地物と決めないことが大切です。光沢や色味は照明で変わるため、フラッシュの有無を変えた写真だけで断定しません。見落としを防ぐため、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という位置付けは産地・技法を調べる手掛かりですが、個々の現物の真贋を保証するものではありません。説明と一致しない箇所も判断材料になるため、省かずに写真とメモへ残してください。着物地は久米島紬の主な製品として明記されたもので、根拠のない組み合わせではありません。査定へ出す点数が多いときは、品目候補ごとに袋を分け、写真番号を袋にも付けます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
地色が渋いので、帯を変えれば親子2代でも3代でも着用できます。現在は夏久米島織も商品になっています。紡ぎ糸の持つしなやかな風合と植物染料と泥染めによる深いこげ茶色の色合いは、身に着ける人の体をすんなりと包み、その人の肌の色を白く写します。
技法の記録
蚕から取った絹真綿を紡いだ糸を原料とし、染色は草木、テカチ、グールー、琉球柿等で染めます。すべて手技で、手織りによるものです。手投げ杼(ひ)による手織ですので二本のふみ木を上下することによって一本一本が丁寧に合わされ、独特の絣模様が出来上がります。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認