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Kimono Item 0151

京友禅(羽織)

きょうゆうぜん

着物・反物 染め 伝統的工芸品

京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、久世郡久御山町に結び付く京友禅(羽織)は、産地表示と現物の特徴を一緒に確かめたい品目です。写真を撮る前に、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。分類は染めです。柄全体だけでなく、色の境目と生地裏も確認できるようにします。同系統の品が複数あるときは、番号を付けた写真で一点ごとに問い合わせると整理しやすくなります。見分けに使える具体的な説明は「花鳥山水等を写した京友禅は、日本の着物の代名詞になっているといっても言い過ぎではないでしょう」です。証紙が見つからない場合も、落款や織り出しを撮影しておけば、名称を絞る材料になります。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

花鳥山水等を写した京友禅は、日本の着物の代名詞になっているといっても言い過ぎではないでしょう。多くの色を使いながらも、気高く奥ゆかしい京友禅の色柄には、京都千年の歴史が育んだ、美しい感覚が息づいています。

技法の記録

京友禅は、正絹(しょうけん)に手描き染めまたは型染めをしたもので、工程は多いものでは14工程もあり、これは専業分業化されて作られます。京友禅の型紙は、図柄も豊富で多彩です。なお、京友禅の技法は型友禅と手描友禅に大きく分かれます。細かく分類していくと、日本や外国から来た技術が伝えられていることがわかります。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年6月2日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認