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Kimono Item 0156
京鹿の子絞(羽織)
きょうかのこしぼり
着物・反物
染め
伝統的工芸品
京鹿の子絞(羽織)らしさを判断するには、名称、素材、仕立ての三つを分けて見ます。技法欄の「布地に下絵を描き入れ、1人1種類の括り技法を持つ技術者が、絞り括りを行い、次に多色染色のため桶絞(おけしぼり)、帽子絞の染め分け防染を行い、染料に浸して染色をし、そ…」も、糸や柄の作りを確かめる際の比較材料になります。羽織は京鹿の子絞の主な製品として明記されたもので、根拠のない組み合わせではありません。見分けるときは、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。一点ごとの写真番号を伝え、どの証紙や箱についての質問かを明確にしてください。状態確認は無理に洗ったりほどいたりせず、におい・カビ・寸法を記録してから査定へ回します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
絞り染めの中でも鹿の子と言われる疋田絞(ひったしぼり)、一目絞(ひとめしぼり)の、その括り粒の精緻さや、括りによる独特の立体感の表現は、他に類のないものです。この他、それぞれの括り技法の持つ表現力を組み合わせて、模様が表現されています。
技法の記録
布地に下絵を描き入れ、1人1種類の括り技法を持つ技術者が、絞り括りを行い、次に多色染色のため桶絞(おけしぼり)、帽子絞の染め分け防染を行い、染料に浸して染色をし、その後、乾燥させて糸をほどき、湯のし幅出しをして完成します。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年2月26日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認