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Kimono Item 0161
信州紬(羽織)
しんしゅうつむぎ
着物・反物
織り
伝統的工芸品
信州紬の中でも、羽織として確認したいのが信州紬(羽織)です。現物では、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。信州紬の製品例に羽織が含まれるため、まず形状を見て親品目との対応を確かめます。査定結果ではなく、手元の品を説明できる状態にすることが、この行の目的です。親品目は信州紬、公式に挙げられる製品は羽織です。折り目の内側に表示があっても、無理に引き出して生地を裂かないよう注意します。一枚の写真に複数点を重ねず、付属品を横に置いた個別写真で対応関係を示します。落款が複数ある場合は、それぞれの位置が分かる全体像と接写を組にして残します。スマートフォンの自動補正で色が変わる場合があるため、自然光に近い全体写真も残します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
主な商品は、着物用の「反物」と「帯地」の2つで、様々な色柄のものが生産されています。特に、100%山繭で作った山繭紬はここだけの特産品です。
技法の記録
信州紬は、先染めの平織物です。経糸に使用する糸は生糸または山繭糸、さなぎが2個入っている繭からたぐり出した玉糸、真綿の手紡ぎ糸(てつむぎいと)のどれかとし、緯糸には玉糸か真綿の手紡ぎ糸を使い、緯糸の打ち込みには手投げ杼(ひ)を用います。また、絣糸の染色は手括(くく)りによります。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認