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Kimono Item 0162
八重山上布(着物地)
やえやまじょうふ
着物・反物
織り
伝統的工芸品
八重山上布(着物地)らしさを判断するには、名称、素材、仕立ての三つを分けて見ます。分類は織りです。接写では柄に加え、生地組織と端の処理が分かる箇所を選びます。付属資料と本体を並べ、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。名称照合では、「図柄は他の沖縄織物と同じ琉球絣を用います」という説明を外観と比べます。取扱条件は業者や買取方法でも異なるため、品目を絞った後に最新の公式条件を確認します。帯や着物を重ねたまま撮ると表示が対応しなくなるため、一点ずつ全体と細部を記録します。譲り受けた品では購入時期を推定せず、誰から受け継いだかだけを事実として添えます。スマートフォンの自動補正で色が変わる場合があるため、自然光に近い全体写真も残します。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
図柄は他の沖縄織物と同じ琉球絣を用います。緯糸は手紡(つむ)ぎの苧麻(ちょま)で織られ、植物染料で染められ、手織りで生産されているので、微妙に色彩等が異なり、一つとして同じものはありません。また肌触りが良く、涼しげで夏用の着物として最適です。
技法の記録
糸は年に数回取れる苧麻の手紡ぎ糸を用い、染めは全国的にも知られる手括(くく)りの技法に加え、石垣島が北限と言われる紅露(クール)と呼ばれる植物染料を使い、捺染(なっせん)による染色も行われています。最後に海水に5時間ほどさらして仕上げます。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(平成1年4月11日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認