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Kimono Item 0165
十日町絣(着物地)
とおかまちがすり
着物・反物
織り
伝統的工芸品
十日町絣(着物地)らしさを判断するには、名称、素材、仕立ての三つを分けて見ます。製造地域は十日町市、中魚沼郡津南町、素材情報では絹・木綿が確認できます。見分けるときは、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。十日町絣の製品例に着物地が含まれるため、まず形状を見て親品目との対応を確かめます。説明と一致しない箇所も判断材料になるため、省かずに写真とメモへ残してください。金銀糸や刺繍の浮きは引っ張らず、傷みの範囲が分かる角度から撮影します。証紙の文字は判読できる距離、傷みは全体のどの位置か分かる距離で、それぞれ撮り分けます。反物なら巻き始めと巻き終わり、仕立て品なら衿や裾も分けて撮ると確認範囲が伝わります。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
十日町絣は、伝統的な美しさと現代の感覚を融和させて作る民芸調の絣織物です。絹独特の艶と生地の風合いの良さ等、その深い味わいを愛する人たちは多く、気軽な外出着や家庭でのおしゃれ着として、日常生活の中で広く着用されています。
技法の記録
予め整経された経・緯絣糸を張り台にかけて、図案によって作られた経緯絣定規に合わせながら、指定された配色に従って、交互に動かしながら摺込捺染(すりこみなっせん)します。ついで、摺込捺染した所を綿糸または平ゴムで固くくびり、浸染(しんせん)により地色を染色します。次に製織のための準備工程を経た後、手作業により経緯の絣を合わせながら織り上げます。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和57年11月1日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認