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Kimono Item 0170

塩沢紬(着物地)

しおざわつむぎ

着物・反物 織り 伝統的工芸品

資料に残る「摺(す)り込み・括(くく)り作業による、蚊絣と呼ばれている細かい十字絣や亀甲絣によって構成された絣模様には、独特の上品さと落ち着きがあります」が、塩沢紬(着物地)を探す最初の手掛かりになります。見落としを防ぐため、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。塩沢紬(着物地)という名称だけで結論を出さず、保存状態と寸法も別々に伝えるのが安全です。織物かどうかを確かめられるよう、表面だけでなく裏面と反物端も観察対象にします。塩沢紬(着物地)を独立させた根拠は、塩沢紬の製品欄に着物地があるためです。取扱条件は業者や買取方法でも異なるため、品目を絞った後に最新の公式条件を確認します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

摺(す)り込み・括(くく)り作業による、蚊絣と呼ばれている細かい十字絣や亀甲絣によって構成された絣模様には、独特の上品さと落ち着きがあります。

技法の記録

先染めの平織による絣織物で、経糸に生糸や玉糸を、緯糸に真綿の手紡(つむ)ぎ糸を使います。その製造工程は図案、染色、絣作り、製織、仕上げに大別されます。製織工程では、製図に基づき絣糸1本1本を手作業で模様に合わせて織り上げます。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認