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Kimono Item 0173

多摩織(袴)

たまおり

着物・反物 織り 伝統的工芸品

公式の主な製品欄を根拠に、多摩織から多摩織(袴)を切り分けています。織りの品として、模様の印象だけでなく糸の組み方が分かる表裏の写真を残します。見落としを防ぐため、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。多摩織(袴)という名称だけで結論を出さず、保存状態と寸法も別々に伝えるのが安全です。多摩織(袴)を独立させた根拠は、多摩織の製品欄に袴があるためです。説明と一致しない箇所も判断材料になるため、省かずに写真とメモへ残してください。手元の多摩織(袴)は評価から逆算せず、名称の根拠、状態、寸法の順に情報をそろえます。スマートフォンの自動補正で色が変わる場合があるため、自然光に近い全体写真も残します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

多摩織にはお召織(めしおり)、紬織、風通織(ふうつうおり)、変り綴(かわりつづれ)、綟り織(もじりおり)の品種があります。伝統的に渋い実用的な作品が多く作られてきましたが、最近では、洗練されたデザイン、新しい感覚、優れた技術をとり入れつつ、伝統的な手作業により特色のある優れた製品を産み続けています。

技法の記録

お召織は先染めまたは先練りの平織、綾織もしくは朱子織(しゅすおり)または変化織です。使用する緯糸は下撚(したより)の後、わらび粉及びひめ糊を手作業でもみ込み、八丁撚糸機(はっちょうねんしき)で右撚と左撚に同時に撚(よ)り上げます。撚られた糸で織った後、シボを浮き上がらせるために湯の中でもみ、幅出しして仕上げます。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和55年3月3日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認