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Kimono Item 0175

小千谷紬(着物地)

おぢやつむぎ

着物・反物 織り 伝統的工芸品

紬に用いる糸は、繭を綿状にしてから作られるため、糸に膨らみがあり、軽く暖かな織物が出来ます。この特徴から確認したい品目が小千谷紬(着物地)です。家族から受け継いだ状態のまま、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。公的な位置付けは伝統的工芸品で、指定日は昭和50年9月4日です。処分を急ぐ前に、品目名と確認箇所をメモしておけば、複数点を取り違えずに相談できます。技法の説明は「繭を裂き、綿状にしてから糸にして紡(つむ)ぎ、真綿の風合いを出します」。この記述と異なる点があれば、査定時の質問として残します。たとう紙の名称は参考にとどめ、入れ替わりがないか本体の表示と照合します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

紬に用いる糸は、繭を綿状にしてから作られるため、糸に膨らみがあり、軽く暖かな織物が出来ます。民芸調の柄が色々あり多彩なおしゃれが楽しめます。

技法の記録

繭を裂き、綿状にしてから糸にして紡(つむ)ぎ、真綿の風合いを出します。柄模様は、織る前の糸に木羽定規(こばじょうぎ)を合わせて、糸に直接染料を摺(す)り込みます。色止めの後、織幅の端の目印となる「耳じるし」を合わせながら織ります。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年9月4日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認