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Kimono Item 0176

小千谷縮(着物地)

おぢやちぢみ

着物・反物 織り 伝統的工芸品

長岡市、小千谷市、十日町市に結び付く小千谷縮(着物地)は、産地表示と現物の特徴を一緒に確かめたい品目です。査定前の確認箇所は、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。親品目は小千谷縮、公式に挙げられる製品は着物地です。技法欄の「苧麻の繊維を紡(つむ)いで糸を作り、小千谷縮の特徴であるシボを出すために緯糸に強い撚(よ)りをかけます」も、糸や柄の作りを確かめる際の比較材料になります。折り目の内側に表示があっても、無理に引き出して生地を裂かないよう注意します。対面査定では確認したい特徴をメモで示し、名称判断の根拠を尋ねてください。一枚の写真に複数点を重ねず、付属品を横に置いた個別写真で対応関係を示します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

小千谷縮は、苧麻(ちょま)と言われる麻の繊維から作られており、水分を吸いやすく、吸い込んだ水分を良く発散させるため、すぐ乾燥します。その上、小千谷縮独特のシボを作っているため、肌にベタつかず夏の着物として快適です。

技法の記録

苧麻の繊維を紡(つむ)いで糸を作り、小千谷縮の特徴であるシボを出すために緯糸に強い撚(よ)りをかけます。絣模様は織る前の糸に絣付けという柄付けを行い、織りながら柄を合わせていきます。織り上がった布に仕上げの工程でシボを出します。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年9月4日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認