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Kimono Item 0177

弓浜絣(着物地)

ゆみはまがすり

着物・反物 織り 伝統的工芸品

資料に残る「農民の自分たち用の衣料として始まったものだけあって、素朴でざっくりした風合いを持っています」が、弓浜絣(着物地)を探す最初の手掛かりになります。制作方法として記録された「原糸の不純物を取り除き、その糸を80本くらいに引き揃え、柄になる部分を括(くく)り染色します」と、現物の裏表で確認できる作りを照らし合わせます。弓浜絣(着物地)を独立させた根拠は、弓浜絣の製品欄に着物地があるためです。見分けるときは、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。問い合わせ履歴には品目候補と回答条件を残し、別の品との回答を混同しないようにします。家紋や落款は図柄だけで作者を決めず、位置と大きさも分かる写真に残します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

農民の自分たち用の衣料として始まったものだけあって、素朴でざっくりした風合いを持っています。絵絣の技法を生かし「縁起物」また「厄除け」「吉祥」と、生活に関連を持つ柄が、繊細かつ大胆に表現されています。

技法の記録

原糸の不純物を取り除き、その糸を80本くらいに引き揃え、柄になる部分を括(くく)り染色します。染色後、乾燥させて括り糸を取ると、括っていた部分だけが染まることなく白くなっています。80本の糸を1本ずつ分けて、白い部分を合わせながら織ると、柄を作ることができます。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年9月4日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認