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Kimono Item 0183

本塩沢(着物地)

ほんしおざわ

着物・反物 織り 伝統的工芸品

本塩沢(着物地)を見分ける起点は、生糸を使用し、緯糸に強い撚(よ)りをかけて織り上げた後、湯の中でもんで出すシボの立った生地の風合いが特徴の絹織物ですという記録です。現物では、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。南魚沼市という地域情報と、絹という素材情報を組み合わせて照合します。織物かどうかを確かめられるよう、表面だけでなく裏面と反物端も観察対象にします。緯糸や経糸の乱れを見つけても切らず、接写で位置と広がりを記録します。最初の問い合わせでは評価だけでなく、この品目を扱えるかと必要な写真を確認します。譲り受けた品では購入時期を推定せず、誰から受け継いだかだけを事実として添えます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

生糸を使用し、緯糸に強い撚(よ)りをかけて織り上げた後、湯の中でもんで出すシボの立った生地の風合いが特徴の絹織物です。そのサラリとした肌触りと、十字絣や亀甲絣(きっこうかすり)により構成された絣模様は上品さと優雅さで有名です。

技法の記録

先染めの平織(ひらおり)による絣織物で生糸を使います。その製造工程は図案、染色、絣作り、製織(せいしょく)、仕上げに分かれますが、緯糸に強い撚(よ)りをかけ、織り上げ後、湯の中でもんでシボを出すのが特色です。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年12月15日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認