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Kimono Item 0184

村山大島紬(着物地)

むらやまおおしまつむぎ

着物・反物 織り 伝統的工芸品

村山大島紬(着物地)を見分ける起点は、軽く着心地の良い紬は、祖母から母へ、そして娘へと受け継がれてきましたという記録です。織物かどうかを確かめられるよう、表面だけでなく裏面と反物端も観察対象にします。査定先へ説明できるよう、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。金銀糸や刺繍の浮きは引っ張らず、傷みの範囲が分かる角度から撮影します。製造地域として確認できるのは立川市、青梅市、昭島市、東大和市、武蔵村山市他 埼玉県/飯能市他です。付属品を送る必要があるか確認し、求められていない資料まで手放さないようにします。譲り受けた品では購入時期を推定せず、誰から受け継いだかだけを事実として添えます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

軽く着心地の良い紬は、祖母から母へ、そして娘へと受け継がれてきました。確かな伝統の深い味わいは、現代においても人の心が通うファッションです。

技法の記録

図案に従って絣板を作り、絣板に組まれた糸をボルトで良く締めてから、染料をかけて絣染めします。染め上がった絣糸を、束のまま長くのべ、板図案をあてがい竹べらで摺(す)り込んで行きます。絣糸と無地の経糸を「まざき台」を使って割り込ませ「巻きおさ」に通して男巻に巻き、絣合わせをしながら織り上げます。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和50年2月17日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認