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Kimono Item 0188

東京染小紋(羽織)

とうきょうそめこもん

着物・反物 染め 伝統的工芸品

東京染小紋(羽織)を確かめる第一歩は、柄の印象ではなく反物端や付属資料を見ることです。シミや変色だけでなく、東京染小紋(羽織)を示す証紙や残布を分けずに保管しておくと相談しやすくなります。写真を撮る前に、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。技法欄の「良質の手漉き(す)和紙を柿渋で張り合わせた「地紙」にキリ、小刀等を使って模様を彫って型紙を作ります」も、糸や柄の作りを確かめる際の比較材料になります。この品目名を検索語に使い、全体・表示・傷みの写真を添えて相談すると確認が進みやすくなります。親品目は東京染小紋、公式に挙げられる製品は羽織です。証紙に産地組合や機屋名があれば、文字だけでなく紙全体の形も一枚に収めます。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

小紋染に用いる型紙は、伊勢形紙が用いられ、熟練した技術者によって手彫りされています。東京染小紋は、長い伝統に培われた技術によって生み出され、その微妙な幾何学模様と、単色でも粋で格調高い趣を持つところに特徴があります。

技法の記録

良質の手漉き(す)和紙を柿渋で張り合わせた「地紙」にキリ、小刀等を使って模様を彫って型紙を作ります。長い板に白生地を張り、その上に型紙をのせて上にヘラで防染糊を置いていきます。生地を板からはがし、地色のついた糊を大きなヘラで、塗り付けて地色染めします。糊の中の染料を生地に定着させるため、地色糊が乾かないうちに蒸します。糊や余分な染料を落とすため、念入りに水洗いをします。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和51年6月2日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認