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Kimono Item 0190
牛首紬(着物地)
うしくびつむぎ
着物・反物
織り
伝統的工芸品
牛首紬(着物地)を見分ける起点は、2匹の蚕が共同で作る玉繭(たままゆ)から作られる、太くて節のある玉糸を使って織り上げるのが特徴ですという記録です。着物地は牛首紬の主な製品として明記されたもので、根拠のない組み合わせではありません。査定先へ説明できるよう、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。織物かどうかを確かめられるよう、表面だけでなく裏面と反物端も観察対象にします。査定結果ではなく、手元の品を説明できる状態にすることが、この行の目的です。証紙の破れや退色も情報の一部なので、補修せず読める範囲を撮影します。手元の牛首紬(着物地)は評価から逆算せず、名称の根拠、状態、寸法の順に情報をそろえます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
2匹の蚕が共同で作る玉繭(たままゆ)から作られる、太くて節のある玉糸を使って織り上げるのが特徴です。玉糸特有の節と独特の光沢は、白生地のままよりも、染め上げることで、野趣に富んだ優雅さと、素朴な民芸調の味わいが表れます。
技法の記録
玉繭の選別から始まり製糸、撚糸、精練、染色、製織等大きく分けて14の工程の多くを手仕事による一貫作業で行い、その工程には伝統の技が生かされています。特に糸作りは製品の良し悪しを決定する重要な工程です。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和63年6月9日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認