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Kimono Item 0191

琉球びんがた(着物地)

りゅうきゅうびんがた

着物・反物 染め 伝統的工芸品

中国の型紙の技法、京友禅の手法も取り入れた沖縄で唯一の染物です。この特徴から確認したい品目が琉球びんがた(着物地)です。現物では、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。琉球びんがた(着物地)を独立させた根拠は、琉球びんがたの製品欄に着物地があるためです。技法欄の「技法によって「型付け(型染め)」と、型紙を用いず生地に下絵を描き、糊袋の筒先で下絵の上から糊を置き、その後彩色する「筒引き(筒描き)」とに分かれます」も、糸や柄の作りを確かめる際の比較材料になります。全体写真に加え、表示・傷み・寸法が分かる写真を分けて用意すると、相談時の行き違いを減らせます。価値を保証するものではありません。現物の根拠をそろえたうえで査定を受けてください。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

中国の型紙の技法、京友禅の手法も取り入れた沖縄で唯一の染物です。綿布、絹布、芭蕉布等に顔料、植物染料を用いて手染めします。色鮮やかな「紅型(びんがた)」と琉球藍の浸染(しんせん)による「藍型(えしがた)」とがあります。それぞれ南国独特の神秘的な魅力を持っています。

技法の記録

技法によって「型付け(型染め)」と、型紙を用いず生地に下絵を描き、糊袋の筒先で下絵の上から糊を置き、その後彩色する「筒引き(筒描き)」とに分かれます。また、色調には「紅型」と「藍型」があります。型紙は、柿渋を用いて手漉(す)き和紙を貼り合せた地紙の下にルクジュをあてがい、下絵にそって小刀で凸彫りします。染色の際、模様の部分に色挿(さ)しをし、その上に隈取りというぼかし染めが施され、立体感を表現します。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和59年5月31日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認