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Kimono Item 0192

琉球絣(着物地)

りゅうきゅうかすり

着物・反物 織り 伝統的工芸品

資料に残る「沖縄の自然や動植物の名前を取り入れた図柄が多く、今でも方言名で呼ばれています」が、琉球絣(着物地)を探す最初の手掛かりになります。素材や仕立てが違えば取扱いも変わります。自己判断で処分する前に、分かる範囲を写真に残します。現物確認では、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。現物と付属資料の対応を保ったまま相談すれば、品目違いによる見積りの行き違いを減らせます。分類は織りです。接写では柄に加え、生地組織と端の処理が分かる箇所を選びます。着物地は琉球絣の主な製品として明記されたもので、根拠のない組み合わせではありません。似た名称の品と迷ったら、共通点だけでなく異なる色・素材・作りも一つずつ書き出します。

見分けるための手掛かり

特徴の記録

沖縄の自然や動植物の名前を取り入れた図柄が多く、今でも方言名で呼ばれています。主として絹糸を使用し、染料は草木染の他、化学染料等が使われています。反物を中心に織られており、夏物の壁上布(かべじょうふ)も生産されています。

技法の記録

経糸、緯糸、それぞれ決められた図柄によって手括(くく)りで仕上げられ、これを染色し、その後括られた部分をほどいて絣模様を作り出し、木製の高機(たかはた)に乗せて、手投げ杼(ひ)によって織り上げています。

証紙や付属資料が見つからない場合

資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。

査定前の注意伝統的工芸品(昭和58年4月27日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。

状態確認のチェック項目

  • シミ
  • カビ
  • 変色
  • 虫食い
  • におい
  • 寸法
  • 仕立て状態を確認