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Kimono Item 0221
結城紬(着物地)
ゆうきつむぎ
着物・反物
織り
伝統的工芸品
真綿から手で糸を引き出すため、長さの異なる百数十本の一つ一つの繊維が絡まり合うだけで、糸に撚(よ)りがない嵩高繊維(かさだかせんい)の代表格です。この特徴から確認したい品目が結城紬(着物地)です。産地の手掛かりは結城市、下妻市、筑西市、結城郡八千代町 栃木県/小山市、下野市、河内郡上三川町、真岡市で、素材は絹・木綿です。現物では、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。緯糸や経糸の乱れを見つけても切らず、接写で位置と広がりを記録します。織りの品として、模様の印象だけでなく糸の組み方が分かる表裏の写真を残します。相談時は確認できた事実と家族から聞いた由来を分けて伝えると、判断材料が明確になります。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
真綿から手で糸を引き出すため、長さの異なる百数十本の一つ一つの繊維が絡まり合うだけで、糸に撚(よ)りがない嵩高繊維(かさだかせんい)の代表格です。そのため、絹でありながら木綿織風の素朴さがうかがえるのが特徴です。
技法の記録
全工程が手作業です。糸紡(つむ)ぎ、絣括(くく)り、いざり機(はた)による機織りの3工程は、重要無形文化財に指定されています。1枚の着物を作るために、約30kmの糸を手で紡ぎ、600gもある大きな杼(ひ)で緯糸を3万回以上も打ち込みます。絣は1mmの誤差を争う、極めて細かな作業です。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和52年3月30日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認