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Kimono Item 0228
首里織(着物地)
しゅりおり
着物・反物
織り
伝統的工芸品
首里織(着物地)らしさを判断するには、名称、素材、仕立ての三つを分けて見ます。親品目は首里織、公式に挙げられる製品は着物地です。手元の品を広げ、衽裏や八掛付近の落款、反物端、証紙、仕立て残布、衿先の表示を確認します。公的情報では伝統的工芸品(昭和58年4月27日)に当たりますが、指定の有無と手元の品の状態は分けて判断します。産地や作者の断定を求める場合は、一般品の査定と鑑定の違いも先に確認してください。証紙が見つからない場合も、落款や織り出しを撮影しておけば、名称を絞る材料になります。譲り受けた品では購入時期を推定せず、誰から受け継いだかだけを事実として添えます。首里織(着物地)と判断しきれない場合も、確認できた特徴と一致しない点の両方を査定先へ伝えます。
見分けるための手掛かり
特徴の記録
織から絣に至るまで、多彩に織られるのが、首里織の特徴です。その中でも特に、花倉織(はなくらおり)や道屯織(どうとんおり)は、王家、貴族専用とされ、首里でしか織られませんでした。
技法の記録
原材料は絹糸を中心に、木綿糸、麻糸等の天然繊維を用い、染料は琉球藍、フクギ、テカチ、シブキ、グールー等の植物染料及び化学染料を用いて、首里絣、首里花織、首里道屯織、首里花倉織、首里ミンサー等の伝統的な織物が織られました。
証紙や付属資料が見つからない場合
資料がないことだけで品目や取扱可否を断定しません。見える範囲の表示、端部、落款、仕立ての状態を撮影し、確認できたことと確認できないことを分けて伝えます。
査定前の注意伝統的工芸品(昭和58年4月27日)という情報は産地や技法を調べる手掛かりです。個々の現物の真贋、買取成立、査定結果を保証するものではありません。
状態確認のチェック項目
- シミ
- カビ
- 変色
- 虫食い
- におい
- 寸法
- 仕立て状態を確認